なぞるのは、知っている言葉

題材は3つに分かれます。

  • ことわざ・慣用句 — 「急がば まわれ」「石の上にも 三年」「百聞は 一見に しかず」
  • 昔から言われてきた言い回し — 「老いては 子に したがえ」「住めば みやこ」
  • 季節のことば — 「つばめが 軒下に 巣を つくる」「せみの 声が ひびく 昼下がり」

押すと練習プリントのPDFの4枚目が開きます。

意味の説明は書いていません。知っている言葉をなぞるほうが、手が先に動くからです。読み終わったところから話が広がることもあります。

言葉は全部で60本用意してあり、10枚で40本を使います。同じ言葉が2度出てくる紙はありません。

字は33.6ptから41.1pt

どの言葉も1行に収めます。 折り返すと、行の変わり目で手が止まるためです。だから長い言葉ほど字を小さくして、1行に収まる大きさを1本ずつ決めています。

40本のうち26本がいちばん大きい41.1ptです。長いものは下がっていき、いちばん小さいのは「うりのつるに なすびは ならぬ」の33.6ptでした。多くの紙は41.1ptが並ぶので、見た目の大きさはほとんど変わりません。

言葉には、読みやすい位置に空白を入れてあります(「ちりも つもれば 山となる」)。区切りが見えると、次にどこへ手を動かすかが分かります。

計算の紙となにが違うか

同じ機能訓練向けでも、計算プリントは答えの数字をなぞります。こちらは文をなぞるので、手を動かす距離がずっと長くなります。1本で紙の横幅ぶん、4本で4往復です。

手を動かす量を減らしたいときは計算の紙のほうが向きます。書くこと自体を続けたいときはこちらです。

濃さは3段に決めてある

うすい字は、鉛筆でなぞると下が隠れる濃さにしてあります。刷ったときに消えてしまう薄さではありません。マスの補助線は字よりさらに薄く、字が線に埋もれないようにしてあります。

この3つの濃さは紙を作るたびに機械で確かめていて、薄くなりすぎた紙は出荷されません。