5種類の変え方が全部入る
この16問で使っている変え方は、「なくなっている」「位置がちがう」「向きが逆」「大きさがちがう」「色がちがう」の5種類です。16問とも5種類すべてを使っています。
やさしい版は3種類(なくなっている・位置・色)、ふつう版は4種類(+大きさ)でした。ここで初めて「向きが逆」が加わります。向きの違いは、左右をひっくり返しても輪郭の大きさが変わらないので、形を覚えてから見比べないと気づけません。
最後の1か所が見つからない理由
16問のうち、いちばん小さい違いが1.21%以下まで下がるのは10問です。最も小さいのはお正月と八百屋の1.02%で、いちばん大きいのはぶどう狩りの2.25%です。
押すと問題のPDFの4枚目と5枚目が開きます。
一方、10か所をならした平均は2.02%から3.68%(平均2.84%)あります。つまり、ほとんどの違いはそれなりの大きさで、1か所だけが極端に小さいという作りです。9か所まで見つかって最後で止まるのは、この1か所を探しているからです。
ぶどう狩りは小さい違いが控えめなので、むずかしい版の1枚目として渡しやすい問題です。
探す順番の決め方
10か所を無作為に探すより、変え方の種類ごとに見るほうが早く終わります。 まず「なくなっている」を探し、次に「位置がちがう」、最後に「向きが逆」と「大きさがちがう」を見る、という順番です。
前の2つは絵を見比べれば差が出ますが、後の2つは同じ部品が同じ場所にあるので、形と向きをそろえて見る必要があります。解答は別紙なので、時間を決めて探し、残りは答えの紙で確かめる使い方もできます。
16問の場面
場面は、昔のくらし・紅葉・公園・田舎のいえ・お正月・敬老の日・お花見・洗濯もの・海辺・商店街・花屋・八百屋・ぶどう狩り・港の朝・きのこ狩り・稲刈りの16種類です。
場面によって、絵を組み立てている部品の数が違います。この16問では42個から82個で、平均63.94個です。部品がいちばん多いのは敬老の日(82個)、いちばん少ないのは海辺(42個)で、どちらも同じ束に入っています。 部品が多い場面のほうが、小さい違いを入れる余地があります。
10か所の違いは、互いに重ならない位置に入れる決まりです。そのため、部品がぎっしり並ぶ場面は、むずかしい版には向きません。
この問題はどう作っているか
10か所まで違いを入れても、試した16回がそのまま紙になりました。作り直した問題は0です。
違いを入れたあと、上下2枚の絵を1枚ずつ描き出し、画素の差だけから違いの数と位置を数え直しています。作るときのデータではなく出来上がった絵を見るので、「10か所と書いてあるのに11か所ちがう」という紙は出せません。詳しくは問題・線画の作り方にまとめました。











