この30枚の表で何が分かるか
上にある表には、数字の意味までは書いてありません。ここで補います。
「大きさ%」は、絵全体の面積に対して、その違いが占める面積の割合です。小さいほど、探しても見つけにくい違いになります。 「いちばん小さい違いの大きさ」は、1問(5か所)のうちでいちばん見つけにくい1か所の大きさ、「違いの大きさの平均」は5か所をならした値です。同じ問題でも、この2つの数字は違います。
差分の数(5か所)と、使った変え方の種類(3種類)は、30問ともそろっています。問題ごとにばらついているのは、大きさのほうです。
押すと問題のPDFの4枚目が開きます。
「やさしい」を決めているのは、数の少なさだけではない
差分が5か所しかないことだけが「やさしい」の理由ではありません。このサイトでは、絵全体に対してある割合より小さい違いは、そもそも候補に選びません。この下限は難易度ごとに変えてあり、やさしい版はふつう版・むずかしい版よりも高い下限を使っています。 同じ大きさの違いでも、むずかしい版では候補になるのに、やさしい版では候補から外れる、ということが起こる仕組みです。
使っている変え方は3種類だけ
30問とも、使っている変え方は「なくなっている」「位置がちがう」「色がちがう」の3種類で、必ずこの3つが1回ずつ以上入るように作ってあります。「大きさがちがう」「向きが逆」は、このやさしい版には出てきません。むずかしい版は、この2つも含めて変え方を全部混ぜます。見比べてどこが違うか言葉にしづらい変え方(大きさ・向き)を外してあるぶん、この3種類だけのほうが見つけやすくなっています。
30問のうち、どれから配るか
「やさしい」の中でも、見つけやすさには差があります。5か所の平均がいちばん大きいのは28問目のひまわりのみちで6.03%、いちばん小さい違いでも5.29%あります。いちばん小さい違いが最も大きいのは12問目の玄関(5.35%)です。
逆に1問目は5か所の平均が2.09%でいちばん低く、いちばん小さい違いも1.91%です。10問目も同じ1.91%まで小さい違いを含みますが、平均は2.81%あるので、1問目のほうが小さい違いに偏った問題だと分かります。
初めて渡す相手や、短い時間で1枚終わらせたい場面では、11問目から30問目の問題から。この20問は、5か所の平均がどれも4.27%以上あります。慣れてきたら1問目や10問目を後半に回すと、同じ「やさしい」の中でも手ごたえの差がつきます。
30問の場面
30枚の場面は、教室・花壇・昔のくらし・公園・こたつ・敬老の日・商店街・ひなまつり・夏祭り・台所・郵便局・玄関・和菓子屋・将棋とお茶・理髪店・お習字・梅雨のあじさい・駄菓子屋・池のほとり・夕ごはんの食卓・縁側・銭湯・砂場・夏のすいか・楽器あそび・山のぼり・裁縫箱・ひまわりのみち・おもちゃ箱・お誕生日です。1つの束に同じ場面が2回出ることはありません。
絵を組み立てている部品の数は、場面によって49個から82個(平均60.7個)まで違います。
誰に配るプリントか
大きい違いを選んで作ってあるぶん、初めて間違い探しに取り組む人や、席についたまま短時間で1枚終わらせたい場面に向いています。介護のレクリエーションで手指を動かす活動として使ったり、学童のプリント時間や家庭で配ったりする場面にも収まる分量です。
文字を大きくした高齢者向けの版は高齢者向け間違い探し、季節や行事に合わせて選べる介護レク向けの版は介護レク用間違い探しにまとめています。
この絵はどう選んでいるか
1問につき使う絵は1つだけです。同じページの中で、同じ絵を2問に分けて使うことはありません。
絵の中の図形は、外接する四角形が大きいものから順に並べます。やさしい版は、その中でも上位の大きい図形だけを候補にして5か所を選ぶので、必然的に違いも大きくなります。選ぶときは「なくなっている」「位置がちがう」「色がちがう」の3種類が必ず1回ずつ以上入るようにし、選んだ5か所の丸囲みどうしが重ならないことも条件にしています。
絵を1つずつ順番に試し、条件を満たす5か所が組めたら次の絵へ進みます。このやさしい版は、試した30種類の絵すべてが1回の試行で条件を満たしました(作ってみた30回・紙に載せた30・捨てた数0)。条件を満たせない絵が出れば飛ばして次を試す仕組みですが、この30問では一度も飛ばしていません。
出来上がった紙は、上下2枚の絵を描き出して画素の差だけから違いの数と位置も数え直しています。「5か所と書いてあるのに6か所ちがう」という紙は出せません。
検算のしかたなど、作り方の詳しい仕組みは問題・線画の作り方にまとめています。ほかの間違い探しは、7か所のふつうと10か所のむずかしいもあります。









