2つの盤のちがいと選び方

盤マスの数人数向いている場面
6〜8人で12マス1つのテーブルの6〜8人デイサービスのレクの時間に1回
2〜4人で28マス2〜4人、または2チーム少人数の集まり、家族、2つのチームで競うとき

6〜8人の盤は、人数が多くても1回が長くなりすぎないように、マスを12にしています。はじめは14マスで作りましたが、6人で全員が上がるまでの見こみが20分をこえたので、2マスへらしました。2〜4人の盤は、人数が少ないぶんマスを28にして、お題のマスに止まる回数をふやしています。人数ごとの時間は、上の表で見られます。表の時間は、1つのお題の答えを1分ほどで区切ったときの見こみです。

どちらの盤も、マスの字・遊び方の字はすべて14pt以上で刷っています。白黒のプリンターで刷れます。

用意するものと進め方(職員1人で6〜8人)

用意するのは、刷った盤、サイコロ1つ、上の「番号の大きなコマ」、上の「お題カード」です。コマは1から8の番号を大きく刷った丸い紙で、横に名前を書く欄があります。

  1. テーブルの真ん中に盤を置き、全員にコマを1つずつ配ります。進行役は「1番の○○さん」のように番号と名前で呼びます
  2. 順番にサイコロをふってもらいます。ふるのがむずかしい方は、進行役がかわりにふって、目を大きな声で伝えます
  3. コマは本人か進行役が進めます。止まったマスの字は、進行役が読み上げます
  4. お題のマスでは、その方に答えてもらいます。「お題カードを1枚引く」のマスでは、カードの束から1枚引いて読み上げます
  5. ゴールに着いた方から上がりです。上がった方には、まだの方の応援をお願いします

サイコロは、大きめのものを机の上で転がすと、手の力が弱い方もふりやすくなります。紙のサイコロは、立方体の展開図のページの型紙で作れます。

お題カードの使い方

お題カードは、思い出・季節・ふるさと・好きな食べ物の4つの種類が8枚ずつあり、最後のページは何も書いていない白いカード8枚です。お題は17ポイントの字で、どのカードの下にも、答えたくないお題はパスしてよいことを14ポイントの字で2行に入れています。

  • 種類ごとに束を分けておくと、その日の話の流れに合わせて選べます。季節の束を、その月の話題に合わせて使う方法もあります
  • 白いカードには、地元のお祭りや名物、施設の行事など、その集まりならではのお題を書きこめます
  • 引いたカードは束の下に戻します。同じお題が続いたら、もう1枚引いてもかまいません

思い出を語ってもらうレク(回想法と呼ばれることもあります)のお題にも使えます。このページの紙は、話のきっかけを作るための遊びの道具です。

時間に合わせた終わり方

レクの時間が決まっているときは、始める前に終わり方を決めておきます。

  • 1人目が上がったら終わり: いちばん短く終わります。上の表の「1人目が上がるまで」の時間が目安です
  • 全員が上がるまで: 上の表の「全員が上がるまで」の時間が目安です。6〜8人の盤でも、8人で遊ぶと20分をこえることがあります
  • 時間で区切る: 「20分たったら終わり」と先に伝え、そのときゴールにいちばん近い方から順位を決めます

1つのお題に答える時間は、長くても1分ほどにすると、待っている方がたいくつしません。話が広がったときは、進行役が「続きはおやつの時間に聞かせてください」と区切ります。

声かけで気をつけること

  • お題に正しい答えはありません。思い出せないときや答えたくないときは、パスでかまいません。進行役が先に自分の答えを話すと、答えやすくなります
  • 思い出のお題で、つらいことを思い出される方もいます。表情を見て、話を変えたり、別のカードを引いたりします
  • 耳の聞こえにくい方には、マスの字やカードを指でさしながら、ゆっくり読み上げます
  • 指示は、拍手やあいさつのように、すわったままできるものだけです。立ち上がる・体にふれる指示は入れていません

関連するページ

お正月の時期には、絵の入ったお正月すごろくにも大きな字の盤があります。ほかのレクの紙は介護レクのプリント一覧に、高齢者向けの紙は高齢者向けのプリント一覧にまとめています。施設ならではのお題で盤を作るときは、20〜50マスの白紙の盤にお題を書きこめます。