高齢者向けで大きくした場所

大きくした場所と、その大きさを種類ごとに並べました。どれも配っているPDFを測った値です。

種類大きくしている場所一般向けとの差
ナンプレ1マス18.5mm角一般向けは17mm
迷路壁の線1.2mm一般向けは0.5mm
ナンクロ1マス19mm角—
言葉・漢字プリント字の大きさ53.1pt—
点つなぎ点どうし6mm以上・番号16pt—

字の大きさは種類でかなり差があります。大きい順に、言葉・漢字プリントが53.1pt、ナンプレの数字が29.4pt、ナンクロが18.3pt、点つなぎの番号とクイズの問いが16pt、間違い探しと計算プリントが14ptです。老眼鏡をかけても小さい字が読みにくい人には、上の3つから渡すと読み直しが減ります。

行事の絵がある紙(間違い探し・ぬりえ)

8種類のうち、行事の名前がついた絵が入っているのは間違い探しとぬりえです。高齢者向けの間違い探しは16場面あり、そのうちお花見・敬老の日・お正月・クリスマス・ひなまつりの5場面が行事の場面です。残りの11場面は海辺・田舎のいえ・柿の木・お茶の時間・朝ごはんなどで、行事の名前はついていません。

ぬりえは、行事だけで1束にした季節の行事のぬりえがあります。かぼちゃのランタン・七夕のささと短冊・鏡もちなど15枚で、その月の行事に合う1枚を選んで刷れます。季節の場面を多めに入れた間違い探しは介護レクの間違い探しの束にあります。

花・植物のぬりえにはさくらの枝・すいせん、食べ物のぬりえには切ったすいか・かき、昔のくらしのぬりえにはこまとたこ・うちわの絵があり、行事の束でなくても季節の話題につなげられます。点つなぎ・ナンプレ・計算プリント・言葉(漢字)プリント・迷路・ナンクロには、行事の束はありません。

鉛筆で書く量のちがい

  • 間違い探し: 2枚の絵をくらべて、ちがう所に○。1枚で○は5つ
  • 点つなぎ: 1から30まで点を線で結ぶ
  • 迷路: 12×12マスの盤で、入口から出口まで線を引く
  • 計算プリント: 1枚5問の答えを数字で書く
  • ナンプレ: 9×9の盤のうち、数字が入っていない49〜55マスを埋める(最初から入っている数字は26〜32個)
  • ナンクロ: 番号のマスにかなを入れて、1枚で16〜24語を完成させる
  • 言葉・漢字プリント: 小学1〜6年生で習う漢字から選んだ60字を、1枚6問ずつ書く
  • ぬりえ: 線で区切った6〜12か所を色鉛筆で塗る

かなを書く紙には、ナンクロのほかに、カギ文を14ptで刷ったクロスワードの大きな字の版(5×5・10枚)もあります。カギ文を読んで言葉を思い出して書く紙です。

上の並びで鉛筆を持つ時間がいちばん短いのは間違い探しで、次が点つなぎです。ナンプレは1枚を仕上げるまでに数字を50前後書くので、書く量はこの中で多いほうです。ナンプレを9×9から渡すか、4×4・6×6のミニナンプレから始めるかは高齢者向けプリントの選び方で比べられます。

1束の枚数と、施設向けの束の場所

1束の枚数は種類ごとに違います。計算プリント・言葉・漢字プリント・ナンプレ・迷路は10枚、ぬりえは題材ごとに15枚、間違い探しは16枚、点つなぎは19枚、ナンクロは30枚です。束の枚数が多いナンクロや点つなぎは、週に2〜3枚ずつ渡しても数か月もちます。

施設の場面ごとの束は、別のページにせず、各種類の高齢者向けページの後半に入れています。例えば高齢者向けナンプレを開くと、最初の10枚に続いてデイサービス・介護レク・機能訓練の3つの束が並びます。ページの上の「このページにあるほかの版」を押すと、その束の見出しまで飛べます。

子ども向けのページの中に、高齢者向けの大きな字の版を入れている種類もあります。お金の計算プリントの大きな字の版は、硬貨と紙幣の絵を数える・ちょうど払う・おつりを出す紙の12枚で、字はいちばん小さいところでも14ptです。

デイサービスで使うプリント

デイサービスの卓には、すぐ終える人とゆっくり進める人が同時に座ります。デイサービス向けの束は、その差に合わせて1束の10枚の中に難しさや量の違う紙を混ぜてあります。種類は6つで、束を3つの山に分けておくだけで渡し分けられます。下の表の束の名前を押すと、その種類のページの節まで飛びます。

束10枚の内訳字の大きさ
間違い探し(15/30/45分セット)違い5か所が4枚・7か所が3枚・10か所が3枚14pt
計算プリント(時間割セット)15分の枠が4枚(6問)・30分が3枚(9問)・45分が3枚(12問)20.6〜22.1pt
点つなぎ点の数が20個で4枚・30個で3枚・40個で3枚16pt
ナンプレ(難易度混在セット)9×9の10問のうち、4問が唯一候補法だけで解ける29.4pt
迷路144マスが6枚・324マスが4枚—
ナンクロ(グループで解ける版)9×9の盤に入る語が24〜31語15.4pt

枠の長さを紙の上に刷ってあるのは、計算プリントだけです。ほかの5種類は、1枚にかかる時間を決めずに渡します。職員の手がかりになるのは、表の内訳の列です。点つなぎなら点の数、迷路ならマスの数で、渡す人の手の動きに合わせて山を選べます。

全員に同じ難しさで渡すなら、各ページの先頭にある高齢者向けの10枚のほうが向いています。デイサービスの束を使った進め方は、デイサービスのレク年間カレンダーにまとめました。季節・行事の題材を中心にした束は介護レク、手指の運動を目的にした束は機能訓練のページから選べます。

クイズは「探す」でなく「思い出して答える」紙

上の8種類は紙の絵やマスに書き込んで進めますが、クイズの紙は問題文を読み、覚えていることを思い出して答えます。施設向けの計算・言葉のプリントとクイズを1つの表でくらべたいときは、脳トレプリントのまとめが向いています。

答え方で分けると次の2つです。

話題で見ると、都道府県・ことわざ・昭和は1束まるごと同じ話題で、なぞなぞは138問のうち115問がなぞなぞ、23問がとんちです。高齢者向け脳トレクイズは1枚の中で話題が変わります。ヒントは昭和クイズの60問となぞなぞの138問すべてと、高齢者向け脳トレクイズの20問に付けました。都道府県とことわざにはヒントを付けていません。

答えを書かずに声に出して読む紙として、早口言葉もあります。やさしい段は文をひらがなで24ptに刷っています。

数の並べ方を考える魔方陣、棒を動かして式を正しくするマッチ棒パズル、えんぴつを離さずに図をなぞれるかを考える一筆書きも、この一覧に並んでいます。3つとも答えの紙が別のファイルにあります。

ビンゴカードは、職員が読み上げた数をカードの中から探して印をつける紙です。本編は5×5・1〜75の数字ですが、付属の紙に1〜40の数字を4×4のマスに大きく刷ったカード(1枚に1人・30人ぶん)があります。答えの紙はありません。

卓で配るときの段取り

ぬりえ・早口言葉・ビンゴカードのほかは、答えの紙を問題と別のファイルで配っています。机に置くのは問題の紙だけにして、答えの紙は職員が持っておくと、解く前に答えが目に入りません。答え合わせは本人と職員の2人で済ませ、正解の数を卓で読み上げないようにします。

筆記具も種類で変わります。ぬりえは色鉛筆、ほかは鉛筆で足ります。字を書く言葉・漢字プリント、数字を書くナンプレ・計算プリント、かなを書くナンクロは書く量が多いので、消しゴムも机に置いておきます。前回うまくいった種類をもう一度渡すのは問題ありません。