配る前に用意するもの

カードは1枚の紙に2人ぶんあり、上下のあいだの点線で切ります。50枚を刷って切ると100人ぶんです。カードの左上に「No.001」から「No.100」までの番号を、右上になまえの欄を刷ってあるので、ビンゴが出たときに番号で確かめられます。人数が少ない日は、使うぶんだけ刷れば足ります。

押すとビンゴカードのPDFの4枚目が開きます。

ほかに用意するのは次の3つです。

  • 呼び出し表と番号札(上の「呼び出し表と番号札」のPDF)。2ページ目の番号札を切って、箱か袋に入れておきます
  • 印をつける道具。鉛筆やペンで○をつけるか、おはじき・ボタンをマスに置きます。おはじきなら、紙を汚さずに次の回でも同じカードを使えます
  • 景品。何人まで景品を渡すかを先に決めておくと、いつ終えるかも決まります

ビンゴの進め方

  1. 1人に1枚ずつカードを配ります。まん中の FREE は、はじめから開いているマスです
  2. 進行役が番号札を1枚引いて、「Bの7」のように列の字といっしょに読み上げます。Bは1〜15、Iは16〜30、Nは31〜45、Gは46〜60、Oは61〜75です。番号札の左下にも列の字を刷ってあり、列の字があるとカードのどの列を見ればよいかがすぐ分かります
  3. 読み上げた数に、進行役は呼び出し表で○をつけます。参加する人は、自分のカードに同じ数があれば印をつけます
  4. たて・よこ・ななめのどれか1列がそろったら「ビンゴ」と言ってもらいます。あと1つでそろう人には「リーチ」と言ってもらうと、場が進みます
  5. 進行役はカードの番号を聞き、そろった列の数が呼び出し表で全部○になっているかを確かめてから景品を渡します

引いた番号札は箱に戻しません。戻すと同じ数が2度読まれて、呼び出し表とカードが合わなくなります。

番号札を切る時間が無いときは、画面で引けるビンゴマシンも使えます。列の字といっしょに数を大きく出し、出た数の一覧が呼び出し表のかわりになります。

人数で変わること・変わらないこと(上の表の読み方)

上の表を人数の順に見ていくと、最初のビンゴは人数が多いほど早く出ます。5人なら平均29.6回目ですが、100人なら平均16.1回目です。カードの枚数が多いほど、どれか1枚の1列がそろうのが早くなるためです。

反対に、半分の人がビンゴになる回は、人数を変えてもほとんど動きません。5人で41.7回目、100人で41.8回目です。1枚のカードがそろうまでの回数は人数に関係ないので、全体の真ん中あたりの回も変わりません。全員がそろうまでは、5人で平均52.4回目、100人で平均61.7回目でした。

このことから、終わり方を次のように決めると時間を読みやすくなります。

  • 景品の数で終える: 人数の多い会ほど早く終わります。景品を5つ用意するなら、表の「5人目のビンゴ」の列が終わる回の目安です
  • 全員がそろうまで続ける: 5人の少ない会でも、平均で50回を超えます。時間の短い集まりでは、上の大きな数字のカードかことばビンゴのほうが早く終わります

同時に2人以上がビンゴになる割合も、人数で増えます。5人では6.0%、100人では15.8%でした。1番の景品を誰に渡すか(じゃんけん・カードの番号の小さい人など)を、始める前に言っておきます。

介護レクで使うときのこつ

5×5のカードはマスの1辺が16.5mmで、1〜75のうちの24個の数から読まれた数を探します。介護レクで10人前後なら、上の「高齢者向けの大きな数字のビンゴカード」のほうが向いています。マスは4×4の16マスで1辺40mm、数字は1〜40だけで、1枚に1人ぶんです。

  • 列の中は上から小さい順に並んでいます。読まれた数が「23」なら、21〜30の列を上から見ていけば見つかります
  • 数が40個しかないので早く進みます。10人なら最初のビンゴが平均13.3回目、全員がそろうのが平均29.4回目でした
  • 呼び出しは、呼び出し表と番号札のPDFの3・4ページ目(1〜40の表と札)を使います。5×5の1〜75の札と混ぜないようにします
  • マスが大きいので、おはじきを置いてもマスからはみ出しません。手で印をつけるのがむずかしい方には、職員が横で、読み上げた数のマスを指さして伝えます

読み上げは、同じ数を2回、ゆっくり言います。「にじゅうさん、23」と、数字の読みと書いた形の両方で伝えると、聞きまちがいが減ります。進め方の時間配分や声のかけ方は、介護レクの進め方とレク中の声かけにまとめています。

子ども会・クリスマス会・お正月に使うとき

小学生の子ども会やクラスの集まりなら、人数に合わせて5×5の数字のカードを使えます。100人ぶんあるので、学年全体の行事でもカードが足ります。

数字がまだむずかしい子や、行事に合わせたいときは、上のことばビンゴを使います。テーマはどうぶつ・たべもの・クリスマス・おしょうがつの4つで、どのテーマも25のことばから16を選んだ4×4のカードです。読み上げる人はことば札を引いて、ことばを言います。

  • ことばはどれも、ひらがなとカタカナの6文字までにしています。カタカナのことば(ライオン・サンタなど)には、マスの下に小さくひらがなの読みを添えています
  • 1つのテーマの中に、ほかのことばをまるごと含むことばは入れていません。「ねこ」と「こねこ」のように、片方を読んだときにもう片方にも印をつけてしまう組を外すためです
  • ことばが25しかないので、早く終わります。20人で遊ぶと、最初のビンゴが平均7.8回目、全員がそろうのが平均19.1回目でした。そのかわり、同時に2人以上がそろう割合が24.6%と高いので、景品は少し多めに用意しておきます

クリスマス会ではクリスマスのカードを、お正月の集まりではおしょうがつのカードを使えます。ほかの紙はクリスマスのプリントまとめとお正月のプリントまとめにあり、同じ日にクリスマスクイズを出す組み合わせもできます。

マスに絵と名前を刷ったカードで遊ぶなら、クリスマスビンゴ(絵のカード)を使います。字がまだ読めない小さい子も、絵を見て同じものを探せます。保育園向けの3×3のカードと、高齢者向けの大きな絵のカードもあります。

どの2枚も同じ列にならないように作っている理由

ビンゴのカードを乱数だけで作ると、2枚のカードで、ある1列が同じ数の組になることがあります。とくにまん中のたての列(Nの列)は、31〜45の15個から4つを選ぶだけなので、1,365通りしかありません。同じ組の列を持つ2枚があると、その列がそろった回は2人が必ず同時にビンゴになり、片方が先にそろう見こみがありません。景品を取り合う形になるので、このページのカードは作るときにはじいています。

作り方は次のとおりです。

  • カードを1枚作るたびに、それまでのカードとまったく同じカードでないかを見ます
  • たて5列・よこ5列・ななめ2列の12列(FREE を含む列は FREE を除いた数)を、それまでのどのカードの12列とも比べ、同じ組があれば捨てて作り直します。このページの100枚は、作ってみた119枚のうち19枚を、それまでのカードと同じ組の列があったので捨てて作りました
  • 刷ったあとで、配っているPDFからカードの数を全部読み戻し、100枚から2枚を選ぶ4,950通りの組み合わせのすべてで、同じカードと同じ組の列を数え直します。どちらも1つもありませんでした

大きな数字のカードとことばビンゴも同じ決まりで作り、同じように読み戻して数えています。上の遊んだ結果の表も、この読み戻したカードで数えたものです。

関連するページ

ほかのレクの紙は、介護レクのプリント一覧と高齢者向けのプリント一覧にあります。子ども向けは小学生向けのプリント一覧からどうぞ。ビンゴのほかにみんなで遊ぶ紙として、すごろくの白紙の盤と絵の盤もあります。