1年の始まりを祝う時期
お正月は1月1日から数日にわたる、1年の始まりを祝う時期です。門松や鏡もちを飾り、羽根つきやたこあげをする風習があります。冬の時期をまとめて配りたいときは、冬のまとめに他の紙も並んでいます(もちつきは年末年始の行事として、冬のまとめ・お正月のまとめの両方で扱っています)。
お正月クイズを高齢者施設で使う
お正月クイズは、A4縦6枚・30問のPDFです。問題と答えは別のPDFなので、問題の紙だけを配れます。ふつう(大人向け)の15問は問いの字が16ptで、七草がゆ・おせちの意味・十二支など、昔から親しんだ話題です。答えの紙には、正解の理由を一行ずつ添えています。読み上げながら一緒に答え合わせをすると、思い出話につながります。高齢者向けのクイズと並べて配る使い方もできます。
本文で名前を挙げたプリントの1枚目です。押すとそのページが開きます。
お正月クイズを子どもと楽しむ
やさしい(子ども向け)の10問は、問いの字が18ptで、読みやすいように漢字を学年に合わせてかなに直しています。元日・かがみびらき・七草がゆ・十二支のはじめなど、家庭や学校で見聞きする話題です。なぞなぞ5問は答えを線の上に書く形で、「たこ」の最後の字をかえると「たけ」になる、のような、字をかえる・とる・さかさに読むことば遊びです。冬休みの宿題や、新学期の最初の時間に使えます。
保育・学童で使うときの進め方
字が読めない年齢の子には、おとなが問いを読み上げ、三つの選択肢から指さしで答えてもらいます。1枚5問なので、1回の活動に1枚ずつ使えます。かがみもちや門松など実物や写真が近くにあるときは、見せながら問うと答えやすくなります。なぞなぞは、ヒントの一行を先に読むと答えに近づけます。
地域や家で違うことは「違い」として載せています
お雑煮のもちの形や松の内の終わりの日は、地域や家で違います。クイズでは、たとえば松の内を「7日までとすることが多い」と書き、「京都・大阪などでは15日までとする地域もあります」と答えの紙に添えています。神社やお寺への初もうでなども、行事の習わしとして載せていて、信仰の内容は問いにしていません。
事実の問いの確かめ方
事実を問う25問は、1問ごとに出典のページと確かめた日をデータに持っています。出典は内閣府、国立国会図書館のレファレンス協同データベース、農林水産省、国立天文台などです。出典のページに引用の文が実際にあることは、機械で照合しています。引用がその主張を支えているかの読み合わせは、人の目で行いました。なぞなぞは、答えが問いの中にそのまま書かれていないことも機械で確かめています。
こまの点つなぎ
介護レクの点つなぎ8枚のうち5枚目がこまです。線1本の長さは14.3mmで、8枚の中では短い線から数えて2番目に入ります。
鏡もちは3種類とも、たこあげはこども向けだけ
| 対象 | 場面 | 枚目 | 塗る場所 |
|---|---|---|---|
| こども向け | もちつき | 5枚目 | 11か所 |
| こども向け | たこあげ | 8枚目 | 11か所 |
| こども向け | 鏡もち | 9枚目 | 12か所 |
| 高齢者向け | もちつき | 6枚目 | 8か所 |
| 高齢者向け | 鏡もち | 7枚目 | 10か所 |
| 高齢者向け | お正月のこま | 12枚目 | 7か所 |
| 大人向け | 年越しそば | 6枚目 | 113か所 |
| 大人向け | もちつき | 11枚目 | 88か所 |
| 大人向け | 鏡もち | 14枚目 | 68か所 |
鏡もちともちつきは3種類の束のどれにも入っています。たこあげはこども向けだけ、こまは高齢者向けだけ、年越しそばは大人向けだけです。詳しい実測はこども向け・高齢者向け・大人向けのページにあります。
だるまの迷路がいちばん長い道
お正月の学習プリント10枚は、たこ・こま・かどまつのもじぬりえ、おせち料理や羽根つきのことばさがし、かがみもち・はごいた・だるまの形の迷路で構成されています。
- もじぬりえ3枚:たこ(53マス)・こま(86マス)・かどまつ(123マス)で、塗る文字数は「た・こ」の2字から「か・ど・ま・つ」の4字まで増えていきます。
- ことばさがし4枚:「かがみもち・たこあげ・だるま・ななくさ」「かどまつ・しめかざり・しめなわ・すごろく・ふくぶくろ」「かまぼこ・がんじつ・くろまめ・はつゆめ・はねつき・ふくわらい」「おせち・かきぞめ・きんとん・たからぶね・だてまき・はごいた・もちつき」の4枚です。
- かたちめいろ3枚:かがみもち(158マス・正しい道40マス)・はごいた(159マス・正しい道47マス)・だるま(212マス・正しい道103マス)です。だるまの迷路は212マスあり、正しい道は103マスと、この10枚の迷路の中でいちばん長い道になっています。だるまの分かれ道は26か所、行き止まりは27か所で、かがみもち・はごいたより多く、3枚の中でいちばん時間がかかる形です。
お正月のことばで遊ぶビンゴ
ビンゴカードのページの付属の紙に、おしょうがつのことばビンゴがあります。かがみもち・はごいた・ふくわらい・すごろく・かどまつ・おおみそかなど25語から16語ずつを選び、4×4のカードにしました。カードは20人ぶん(1枚に2人ぶん)です。同じPDFのことば札を切って箱に入れ、子どもに1枚ずつ引いてもらうと、読み上げる役も交代で受け持てます。
正月飾りと合わせて配る
施設で門松や鏡もちを実際に飾っている時期に合わせて紙を配ると、絵の題材と身の回りの飾りが重なり、行事を実感しやすくなります。飾りが近くにあるなら、配る前に一緒に見ておくのもよい方法です。
正月遊びと組み合わせる
こまの点つなぎは、実際のこま回しや羽根つきと合わせて配ると、絵を仕上げたあとに実物で遊ぶ流れをつくれます。だるまの迷路は正しい道が103マスと長いため、正月飾りを見ながらゆっくり時間をかけて進めてもらう1枚としても使えます。お正月は行事ぬりえ・点つなぎ・学習プリントの3種類がそろっているので、飾りつけの期間中に日をあけて順番に配ると、単調にならずに正月らしさを続けられます。お正月は門松・しめ縄・鏡もちを飾り、初日の出やおせち料理で新年を祝う風習が知られています。1月7日ごろまでを松の内と呼び、この期間に正月飾りを飾っておく地域が多くあります。松の内が明ける前後で正月飾りを片づける地域も多いため、点つなぎや行事ぬりえを配るタイミングも、松の内のうちに済ませておくと季節感がそろいます。



