30枚の使い方
上級のPDFは、30枚の版(crossword-jokyu-30.pdf)と先頭10枚の版(crossword-jokyu-01.pdf)があります。 先頭10枚の版は、30枚の版の1枚目から10枚目と同じ紙です。カギ文の字が8.5ptと小さい段なので、まず先頭10枚から1枚だけ刷って、カギ欄が読めるかを確かめてから残りを出すと無駄がありません。 どの紙にも「3 / 30」のような通し番号があり、解答PDFも同じ番号です。
実測の表をどう読むか
上級のクロスワードは11×11の盤に、カギが41本から52本、平均47.5本入っています。ヨコのカギだけで18本から28本(平均23.8本)あり、書き込むマスは61から71マス(平均68.4マス)です。カギの本数だけを見ると「難しそう」という印象になりますが、答えの語の長さは初級・中級・上級のどの盤でも2文字か3文字だけです。長い語を読み解く力は要りません。
押すと問題のPDFの4枚目と5枚目が開きます。
カギがこれだけ増えるのは、盤が広いからです。11×11は121マスで、7×7(49マス)の2倍以上あります。答えの語は2文字か3文字のままなので、広くなったぶんだけ語の本数が増えます。答えが2文字の語の割合は、上級30枚で29.3〜63.8%(平均43.51%)です。同じ語が30枚の中で出るのは多くて3回までです(語彙が少ないと上級の後半で盤が埋まらなくなるため、語を増やして守っています)。短い語がどれだけ並んでいるかは枚ごとに大きく違うので、1枚ごとに見てから解き始めることになります。
難問として解き始めるときのカギの選び方
カギが47本前後あると、どれから手をつけるか迷います。どの枚にも2文字の語が3割近く以上あるので、まずマスが2つしかないカギ——答えの候補が絞りやすいもの——を先に拾ってください。当たれば、そこで交差しているタテ・ヨコのカギに文字を渡せます。
カギ文の字は8.5ptで、欄を3段に分けて刷っています。9.5ptで刷っている初級・中級より小さいのは、それだけカギの本数が多いからです。上から順に1段ずつ読むのではなく、まず欄全体を見渡して短い語のカギを拾い、そこを起点に交差するカギへ進むほうが効率よく進みます。
ヨコとタテの交差から埋める
上級は1枚あたり書き込むマスが61から71マス(平均68.4マス)あります。マスが増えるぶん、ヨコとタテが交差する場所も増えます。1つのカギが解けたら、そこで交差しているカギの候補が一気に絞れるので、解けたカギの周りを先に見てください。
黒マスは、盤の中心を軸に180度回して重なる形に置いています。左右を鏡に映した形ではないので、右上の黒マスの並びは左下に現れます。
この盤面はどう作っているか
答えは、盤のマスの形だけでは1通りに決まりません。出題する語の数を変えながら盤を埋めて数えたところ、埋まった122枚のうち、答えが1通りに決まった盤は0枚でした。語を200語まで減らすと、今度は盤そのものが埋まらなくなります。だから語の数を絞るのではなく、カギ文と語を1対1にして、同じカギ文を2つの語には付けないやり方で答えを決めています。
カギ文は自作です。辞書の語釈は読まず、写していません。出題語彙は1013語(2文字375語・3文字638語)です。はじめに用意した785語は3回に分けて見直して84件を直し、あとから足した228語は、答えが1つに決まるか・事実として正しいか・高齢の読者にも通じる言い方か、の3点で全部を読み直しました。人名・地名・商品名は入れていません。作った盤は、黒マス・番号・カギ文だけを別の仕組みに渡し、カギ文から語を引いて盤に置き直して、記録した答えと一致するかを確かめています。
中級・解き方ガイドへ
もう少しやさしいものから始めたい方は中級をどうぞ。カギの読み方や交差のたどり方を順番に説明したものはクロスワードの解き方とコツにまとめています。盤面の作り方全体は問題・線画の作り方に書いています。












