配る前に知っておくこと

このページは15枚・90問です。1枚に6問、問いの字は20pt、選択肢の字は18ptです。問題の紙と答えの紙は別のPDFで、問題と答えを1つにしたPDFもあります。

問いの形は2つです。

押すと問題のPDFの4枚目が開きます。

  • 4択(45問): 「「果物」の読み方は、どれ?」のように、4つの読みから番号で選びます。答えの紙では、正解を細い枠で囲んでいます
  • 書く問題(45問): 「「乙女」の読みを書こう。」のように、線の上にひらがなで書きます。答えの紙には、線の上に正解を太字で刷っています

枚数の内訳は、やさしい2枚・ふつう2枚・難読3枚・魚へん2枚・海の生き物2枚・動物2枚・野菜2枚です。やさしいは全問4択、ふつうは全問書く問題で、難読以降は1枚の前半3問が4択、後半3問が書く問題です。

やさしい・ふつう(24問)

漢字クイズの入口にする2段です。やさしい(12問・全問4択)は、果物・景色・弁当・田舎・八百屋・浴衣・吹雪・今朝・雑巾・金魚・朝顔・夕立。ふつう(12問・全問書く)は、乙女・火鉢・雪崩・名残・暖簾・足袋・蚊帳・時雨・鈴虫・瑠璃・一昨日・数珠です。

どの言葉も、読みを知らなくても、聞いたことがあれば当てられる範囲に絞りました。「一昨日」は「おととい」でも「おとつい」でも、「数珠」は「じゅず」でも「ずず」でも正解です(くわしくは下の「読みが2つある言葉」)。

難読漢字(18問)

「難読」は、読みが分からないと手も足も出ない言葉の段です。3枚で18問、4択が9問・書く問題が9問です。

流石・憂鬱・漆喰・琥珀・蝋燭・驟雨・躊躇・瑪瑙・柘榴・蘊蓄・顰蹙・贔屓・無花果・躑躅・吾亦紅・慟哭・紫陽花・土筆を入れました。字が細かい言葉が多いので、問いの字は他の段と同じ20ptのまま、1枚6問に抑えています。

「難読漢字」と呼ばれる言葉の一覧は、ほかのサイトにも多くあります。ここはほかのサイトの並びを写さず、辞書2つで読みがそろう言葉だけを選び直しました。辞書の間で読みが食い違う言葉は、答えが1つに決まらないので入れていません。

魚へんの漢字(12問)

魚へんの漢字は、字を見ただけで魚の名前だと分かる分、読みを当てる楽しさがあります。2枚で12問、すべて問いに(魚)と添えて、音読みの読みではなく魚の名前としての読みを聞いています。

4択は鰯・鯖・鰹・鰤・鮃・鯰、書く問題は鯛・鮭・鱈・鮫・鱸・鱚です。12字とも、Unicode の部首が「魚」であることを機械で確かめています(魚へんでない字が混ざっていないかの検査)。

海の生き物の漢字(12問)

「海の生き物」の段です。2枚で12問、問いに(海の生き物)と添えました。

4択は海豚・海老・海鼠・蛸・蟹・浅蜊、書く問題は海胆・海鞘・烏賊・水母・珊瑚・赤貝です。魚の漢字は魚へんの段にまとめたので、ここには入れていません。

動物の漢字(12問)

2枚で12問です。ほ乳類は(動物)、鳥は(鳥)と添えて、何の読みを聞いているかを問いの中で分かるようにしました。

動物は駱駝・河馬・鼬・狸・驢馬・針鼠、鳥は孔雀・駝鳥・鸚鵡・鶉・雲雀・鷺です。

野菜の漢字(12問)

2枚で12問、問いには(野菜)と添えています。

茄子・胡瓜・玉蜀黍・長芋・蕪・玉葱・蓮根・冬瓜・辣韮・占地・里芋・茗荷です。茄子・蕪・蓮根・冬瓜は読みが2つあり、答えの紙に両方を載せています。

読みの正しさをどう確かめたか

漢字の読みは、1問間違えると読んだ人の信用を失います。このページの読みは、次の順で確かめました。

  1. 辞書その1: SudachiDict(形態素解析用の辞書)に、その表記の読みが載っているか。載っている読みは全部書き出します
  2. 辞書その2: コトバンクに載る国語辞典(デジタル大辞泉・精選版 日本国語大辞典 ほか)の見出しに、同じ読みがあるか。取得した URL と日付を、問いごとにデータへ記録しています
  3. 2つの辞書に載る読みは、すべて「正解にする」か「正解にしない(理由つき)」のどちらかに分けます。分けていない読みが1つでもあると検査が止まります
  4. 90問すべてを、この2つで確かめました。難読漢字も同じです

「辞書に載っていても正解にしない読み」は、音読み(果物の「かぶつ」)、歴史的仮名遣いの綴り、昔の呼び名やその土地の言い方(夕立の「よだち」)、濁った形(景色の「げしき」)の4種類だけです。どれも、その言葉を今読むときの答えにはなりません。

眼鏡のように、辞書に別の読み(がんきょう)が並ぶ言葉は、答えを1つに決めにくいので外しました。

読みが2つある言葉の扱い

90問のうち、辞書に載る読みが2つある言葉が8問あります。一昨日(おととい/おとつい)・数珠(じゅず/ずず)・鮭(さけ/しゃけ)・無花果(いちじく/いちじゅく)・茄子(なす/なすび)・蕪(かぶ/かぶら)・蓮根(れんこん/はすね)・冬瓜(とうがん/とうが)です。

  • 書く問題(一昨日・数珠・鮭・蕪)は、どれを書いても正解にします。答えの紙の答えの欄に「さけ/しゃけ」のように全部を並べ、「どれにも読みます。どれを書いても正解です」と注を添えました
  • 4択(無花果・茄子・蓮根・冬瓜)は、2つ目の読みを選択肢に入れません。答えの紙の注に「「なすび」とも読みます」のように書いてあります

4択の外れの選択肢は、実際にある別の言葉か、字の読みをつないだ読み間違いだけです。その漢字の辞書にある別の読みは外れに入れていません。

高齢者向け言葉・漢字プリントとの違い

高齢者向け言葉・漢字プリントは、小学校で習う漢字を1字ずつ出して、音と訓の読みを答える紙です。このページは、「果物」「流石」のような言葉や名前の読みを聞きます。同じ字が両方に出ないよう、1字だけの表記は小学校で習う字から選んでいません(機械で確かめています)。

「漢字クイズ」と一緒に使うなら、頭の体操の10回クイズや早口言葉が、同じ「声に出す・書く」遊びとして続けやすい組み合わせです。問題・線画の作り方の共通の仕組みは問題・線画の作り方にまとめています。