配る前に知っておくこと

飲み会の乾杯前、研修の最初の数分、親戚が集まった席、施設の大人向けレクリエーション。紙のなぞなぞを使う場面は、こうした「全員が同じ紙を見て、順に答える」形がほとんどです。このページは12枚・60問で、1枚目から順に進むと、ふつう(1〜4枚目)・難しい(5〜8枚目)・かなり難しい(9〜12枚目)になります。

押すと問題のPDFの4枚目が開きます。

全問が、答えを線の上に書く形です。選ぶ形はありません。問いごとにヒントが1行付いていて、問題の紙にはヒント、答えの紙には答えと理由が出ます。ヒントは問いの下の別の行に小さく刷ってあり、読み上げで進めるときは、ヒントを読まずに出すこともできます。

ふつう(1〜4枚目・20問)

最初の段は、読み上げればすぐ頭に浮かぶ問いです。たとえば、『割る』『決める』『探る』『くくる』の4つと一緒に使う、体の部分は?という問い。どれも日常で言う言い回しなので、知らない言葉は1つもありません。

この段の問いの中身は、字の分解(のぎへんに火など)、さかさに読む、前と後ろを入れ替える、同じ読みの別の言葉、言い回しに共通する言葉、のような型です。型が散るように並べてあるので、同じ型の問いが続きません。

難しい(5〜8枚目・20問)と「難しい」の意味

「難しいなぞなぞ」と探している方は、広く出回っている有名な問いを集めた一覧を想像されているかもしれません。このページの難しい段は、有名な問いの寄せ集めではなく、このページのために書いた問いです。

難しさの決め方は3つです。

  • 知っていないと解けない言葉(古い言い回し・専門用語)は使わない。使う言葉は、新聞やテレビで見かけるものにしています
  • 1つの答えを見つけるまでに、2つの手順が要るようにする(たとえば「入れかえる」→「意味を考える」)
  • 読み返したとき、答えが1つに決まる

たとえば、『かいだん』の前と後ろを入れ替えると、物事が進む順序を表す言葉になる、という問い。入れかえるのは機械的ですが、そのあとの「意味に合う言葉は何か」を考えるところで手が止まります。同じ読みで漢字が3通りある問い(『こうてい』『いし』など)や、4つの言い回しに共通する動詞を探す問いも、この段です。

かなり難しい(9〜12枚目)と大人向けの難問

最後の段は、大人が集まって悩める難しさを狙いました。前の2段との違いは、言葉の難しさではなく、ひと飛びの大きさです。この段で使う型は次のとおりです。

  • 五十音の並び順で1字ずつ前にずらす問い:『うれき』のような並びを、前にずらして言葉に戻す
  • 並べかえる問い:3文字を入れかえて別の言葉にする
  • 2つの手順が要る問い:最後の字を取り、さらにさかさに読む、など
  • 4通りの漢字を使い分ける動詞の問い:『税金』『国』『勝利』『学問』のように、4つの言い回しに共通する動詞を探す
  • 隠れた言葉・語呂合わせ・計算や暦の知識が1つ要る問い:『四苦八苦』『三日坊主』『七転八倒』に出てくる数を足す、など

「大人 難しい」で探されている方に向けて書くと、難しさは知識量でなく、思いついた順番を疑えるかで決まります。最初に浮かんだ読みや意味から一度離れないと解けない問いを、この段にまとめました。

飲み会・研修・家族・施設での使い方

飲み会: 1枚ずつ配り、乾杯のあとの数分で解いてもらいます。紙に書く形なので、手元で答えを決められます。答えは別のPDFなので、解答だけ幹事が持っておけます。

研修のアイスブレイク: 初対面の人同士が、同じ紙を見て隣と話す材料になります。ふつうの段の1枚を、開始前に配るだけで使えます。

家族・親戚の集まり: 年代が混ざる場では、ふつうの段を全員に配り、難しい段は「分かった人は手を挙げて」と口頭で出す使い方もできます。

高齢者施設の大人向けレクリエーション: 子ども向けの絵や平仮名の問いではなく、大人として扱われる問いを探している場合に向きます。問いの字は16ptで、読み上げながら進めることもできます。高齢者向けに作った別のなぞなぞは、末尾のリンクから使えます。

答えの紙と「なぜその答えか」

答えの紙は、問題の紙とは別のPDFです。「問題だけ」「答えだけ」「問題と答えの合本」の3つが用意されています。答えの下には、なぜその答えになるかを一行で書いてあります。たとえば前後を入れかえる問いの答えの紙では、『しょくじ』を入れ替えると『じしょく』になる、と説明しています。

大人のなぞなぞは、答えを聞いて「え、そうなの?」で終わると不満が残ります。納得するところまでが1問なので、理由を省かずに付けました。

答えが1つに決まるように確かめたこと

問いは他のサイトの一覧から写さず、1問ずつ新しく書いています。そのうえで、次のことを確かめました。

  • 60問すべてについて、「ほかの答えも当てはまらないか」を問いごとに書き出して調べた
  • 問いの文とヒントに、答えの字や読みの半分以上が出ていないかを機械で調べた
  • 前後の入れかえ・さかさ読み・つなげる・1字とる・頭文字をひろう・五十音でずらす・並べかえる、といった型は、答えがその型どおりに出るかを機械で調べた
  • 小学生向け・高齢者向けのなぞなぞなど、このサイトにある他の問いと答えが重ならないことを機械で調べた

答えが1つに決まらない問いは、書き直すか外しました。

「ひっかけ問題」を探している方へ

「ひっかけ 大人」で探されている場合、このページの問いは別の作りです。なぞなぞは言葉を入れかえたり読み替えたりして答えを出しますが、ひっかけ問題は、急いで読むと間違える数え方や条件の問いです。読み直せば答えが決まる40問は、ひっかけ問題のページに8枚で用意してあります。問いは、このページとは重ねていません。「10回言って」から始まる遊びは10回クイズにあります。

ほかのなぞなぞのページ

子ども向けは小学生向けなぞなぞ(幼児・低学年・高学年の3段・80問)、高齢者向けは高齢者向けなぞなぞ(138問)です。問いは3ページとも別で、答えも重ねていません。紙の作り方の共通の仕組みは問題・線画の作り方にまとめています。なぞなぞのあとに声を出して遊ぶなら、早口言葉があります。大人向けの紙の一覧は大人向けのページにあります。